こんにちは、福岡住研究所の川内です。今回もドラマ正直不動産を取り上げます。内容かなり濃かったです、リバースモーゲージについてかなりわかりやすく説明されてましたね。老後の資金不足を売却かリバースモーゲージかが大きなテーマでしたが私は「残債を退職金で完済した」が隠れたポイントだと思います。
退職金は老後のために
退職金は老後の資金であって残債を返すお金じゃないんですね。あのご夫婦も退職までに家のローンの支払いが終わっていればこんな選択をしなくて良かった訳です。
結局、最初に家を購入する際の資金計画から間違えてたんですが、なぜこんな事になってしまうのか?営業マン特に金額が大きくなる新築の営業はこのセリフを言いがちです、75歳までローンを組んで見た目だけ月々の返済を軽くして「退職したら退職金で一括返済すれば大丈夫ですよ」って、だから営業マンを信用するとオーバーローンになってしまうんです。
金融機関は融資して初めて利益が出る
もう一つの問題点は金融機関です、今回はリバースモーゲージの商品のメリットだけ話してデメリットを言わないという設定でしたが金融機関を全面的に信用してはいけない一つの例です。
実際に買った瞬間から利益出ないとわかってる金融商品を平気で勧めたりしますから。
住宅ローンに関してもかなりのオーバーローンでも貸すケースもあります、金融機関は保証会社がOKすれば事務的に融資します。
ここで気をつけて頂きたいのですが、金融機関の融資が実行されたから返済は問題ないと思わないことです。もしかしたら、オーバーローンなのに融資が実行されているかもしれません。
資金計画は大切です
これを回避するには資金計画、特にライフプランの作成は非常に有効となります。
将来に渡るお金の流れを把握することは不動産を安心して購入する第一歩です、これから不動産の購入を検討されていらっしゃる方は今一度資金計画を見直してみてください。