福岡エリアでマイホームのための土地探しをされている皆さんに質問です。気になる土地を見つけたとき、「ハザードマップ」はチェックされていますか?
「一応見たことはあるけれど、色がついていてなんだか怖そう…」 「色がついていなければ、絶対に安全だよね?」
実は、そんな風に思っている方が意外と多いんです。でも、ハザードマップは「ただ眺めるもの」ではなく、「リスクの正体を知るための地図」です。
今回は、福岡で安心して暮らすために知っておきたい、ハザードマップの正しい読み方と色の意味をわかりやすく解説します。
1. ハザードマップには種類がある?
一口にハザードマップと言っても、実はいくつかの種類に分かれています。土地購入前に必ずチェックしたいのは以下の4つです。
- 洪水マップ: 川が氾濫した時にどこまで水が来るか
- 土砂災害マップ: 崖崩れや土石流の危険がある場所
- 津波マップ: 地震による津波の影響(沿岸部の方は必須)
- 液状化マップ: 地震の際に地盤がドロドロになりやすい場所
福岡市や古賀市、宗像市など、各自治体のホームページで簡単に確認できます。まずは自分の検討しているエリアがどのマップに該当するか見てみましょう。
2. 「色」の意味を正しく理解しよう

ハザードマップで一番目につくのが、ピンクや黄色などの「色」ですよね。特に洪水マップの色分けは、「もし浸水したら、どのくらいの深さになるか」を段階的に表しています。
- 黄色(0.5m未満): 大人の膝くらいまで。床下浸水の恐れ。
- 薄いピンク(0.5m〜3.0m): 1階が完全に浸水する高さ。
- 濃いピンク(3.0m〜5.0m): 2階の床まで水が来る高さ。
ここで大切なのは、「色がついている=住めない」ではないということです。2階にリビングを作ったり、基礎を高くしたりといった対策(防災設計)を考えるきっかけにすれば良いのです。
3. 「色がない=100%安全」ではない落とし穴

ここが最も重要なポイントです。ハザードマップに色がついていなくても、注意が必要なケースがあります。
① 「排水が追いつかない」冠水 川が溢れなくても、大雨でマンホールや側溝から水が溢れ、道路が浸水することがあります。これは通常のマップには載りにくいリスクです。
② 過去の地名・地形の履歴 マップ上は白くても、昔の地名(「池」「沼」「谷」がつく等)から、実は湿地帯や低地だったということもあります。地名はその土地の歴史を教えてくれる大切なヒントです。
③ 液状化など「見えない地盤リスク」 洪水マップには色がなくても、液状化リスクが高い地盤である場合があります。逆に、古賀市久保の物件調査では液状化リスクが「レベル5(液状化しにくい・最高安全評価)」という結果が出たケースもありました。同じ福岡エリアでも、地点によって評価が大きく変わります。だからこそ、個別の調査が重要なのです。
4. 土地購入前に確認すべき3つのポイント

ハザードマップを片手に、以下の3つを確認してみましょう。
① 避難場所へのルート 土地そのものは安全でも、避難所に行くまでの道が冠水しないか確認しましょう。
② 周囲との高低差 隣の土地より少しでも低くなっていないか、現地で確認することが大切です。雨の日の様子を見に行くのも有効です。
③ 周辺の擁壁(ようへき) 古い石積みや高い壁が近くにある場合、大雨や地震で崩れるリスクがあります。
まとめ:プロの目と一緒に確認を!
ハザードマップは、正しく読めば「安心の材料」になります。「この土地、いいな」と思ったら、まずは色を確認し、その色の意味を理解することから始めましょう。
福岡住研究所(FUSUMALAB)では、さらに一歩踏み込んだ「土地判読サービス」を行っています。ハザードマップの数値だけでなく、地盤の強さや過去の履歴までプロの視点で徹底的に診断します。
一生に一度のお買い物。後悔しないために、まずは一緒に地図を広げてみませんか?
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