不動産査定の落とし穴!

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こんにちは、福岡住研究所の川内です。
今回は不動産を売却する際に行うことの一つ、査定依頼についてお話いたします。

目次

不動産査定とその他の査定の違い

皆様にとって不動産の売却はあまり身近なものではないと思います、したがって査定も頻繁に行うことはないと思います。
まず、不動産の査定の前にその他の査定の話から始めたいと思います。
その他の査定で思いつくのは、自動車の下取り査定、本の買取査定、リサイクルショップの買取査定が一般的でご利用頻度も高いのではないでしょうか。
この3つの査定で共通しているのは、査定を行った会社やお店が自ら査定額で買い取るということです。
「そんなことは当たり前だろ」と言われると思いますが、ここが不動産との決定的な違いとなります。

不動産の査定には2種類ある

不動産の査定には一つは自動車やリサイクルショップと同じ買取査定があります、こちらは査定額で買い取る金額です。
もう一つが買い取らない査定があります、これは売り出しする際にこの金額から始めましょうというだけの金額でその金額で確実に売れるわけではありません。
不動産仲介の業者の査定のメインは買い取らない査定です、中小の不動産仲介業者はほとんど買い取らない査定といってよいと思います。

査定方法の違いで査定額が異なります

初めに結論から申しますと査定金額は買取査定<買い取らない査定となります。
買取査定の金額は、買い取った後に再販売することになりますので、その分の費用や利益を差し引いた金額となります。
一方、買い取らない査定は自社で買うわけではありませんので通常は市場価格に照らし合わせた金額となります。
それでは買取を依頼する顧客がいないのでは?と思われると思いますが、早急に現金が必要なお客様は買取を希望される場合があります。

買い取らない査定の売却金額は自由に決めてよい

買い取らない査定いわゆる仲介で売却する場合の売却額は基本いくらでも構いません、もちろん通常は市場価格に照らし合わせた金額設定にするのですがお客様がどうしても市場価格の2倍で売りたいとおっしゃればその金額で売ることは可能ですし、もしかしたら売れる可能性も0ではないです。
しかしながら、通常は市場価格に照らし合わせた金額をご説明してご納得いただくことがほとんどです。
ここで、最近よく目にする広告があります「一括売却査定」です。
一括売却査定とは文字通り数社の不動産会社にまとめて査定依頼をすることです、よく「最高査定額続出」等の景気のよい広告を目にしますね。
一括売却査定の利点は、数社まとめての依頼なので手間が省けると言うことと査定額は明らかに高く出ると言うことです。
一括売却査定の依頼を受ける不動産会社も当然一括売却査定の顧客からの依頼とわかっています、ようするにライバルの不動産会社にも同じ依頼があることは承知済みです。
数社ある不動産会社から売却の依頼をお客様から選んでいただく簡単な方法は「査定額を高く」設定することです。

他社と比較してあまりに高い査定には要注意

一般のお客様は買取査定と買い取らない査定の違いを明確には理解されてないと思います、ですから買い取らない査定での高額査定がそのまま売却価格と混同してしまう危険性があります。
そして、売却額は市場価格に照らし合わせた金額に落ち着くことがほとんどです。
例外として、どうしてもこの地区限定(例えば文教地区の小学校の地区)やこのマンション限定(例えばご両親が住んでいる)等の特殊な例を除けばほぼ市場価格に近い数字になります。
高額査定を鵜呑みのすることなく、査定額の根拠等しっかりと説明できる業者に依頼されることがより良い選択だと思います。

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