変動も固定も上がった!2026年4月の住宅ローン金利とこれからの選び方

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2026年4月、日本の住宅ローン市場は大きな転換点を迎えています。これまで「超低金利」が当たり前だった変動金利、そして先行して上昇していた固定金利。その両方が、いよいよ目に見える形で上昇し始めました。

「今買っても大丈夫?」「これから金利はどうなるの?」と不安を感じている30〜40代のファミリー層の方に向けて、最新の金利状況と後悔しないための選び方を解説します。


1. 何がどう変わったのか:2026年4月の最新金利動向

変動金利の動き(メガバンク・地銀・ネット銀行)

主要銀行では日本銀行の政策変更を反映し、基準金利の引き上げが本格化しています。

三菱UFJ銀行はすでに0.275%の利上げを実施済みです。三井住友銀行も利上げを実施し、これまでの超低金利水準から一歩踏み出した形です。その他メガバンク・ネット銀行は現時点では据え置いている銀行もありますが、4月以降に0.25%程度の利上げが見込まれています。地方銀行では福岡銀行の変動金利(最優遇適用)が1.125%となりました。

これまで「0.3%〜0.4%台」という驚異的な低金利を見慣れていた私たちにとって、1%を超える数字や0.2%以上の引き上げ幅は非常に重く感じられますね。

フラット35の動き

全期間固定金利の代表格である「フラット35」も上昇が止まりません。今月は先月からさらに0.24〜0.30%の利上げとなりました。長期金利の上昇がダイレクトに反映される固定金利は、変動金利よりも先に、そして大きく動いています。

今後の見通し

現在のトレンドを見ると、金利上昇は「一時的なもの」ではなく「継続的な傾向」である可能性が高いと考えられます。ただし上昇のスピードやタイミングは金融機関によって異なります。銀行間の顧客獲得競争によって、適用金利の引き下げ幅で調整されるケースもあるでしょう。


2. 変動vs固定、今どちらを選ぶべきか

変動金利

固定金利に比べれば依然として適用金利は低く、月々の返済額を抑えられるメリットがあります。ただし今後さらに金利が上がれば返済額が増えるリスクがあり、未払利息が発生する可能性もゼロではありません。

固定金利

完済まで返済額が確定するため、教育費がかさむ30〜40代にとって家計管理が非常に楽になります。ただし変動金利との金利差が広がっており、スタート時の月々の返済額がかなり高くなります。

判断基準の考え方

「どちらが得か」で選ぶのは今の時期は非常に危険です。正解は「家計がどれだけの金利上昇に耐えられるか」にあります。

金利が1%上がっても食費や教育費を削らずに払えるか、共働きであればどちらかが仕事を休んだ際のリスクヘッジはできているか。余裕があるなら「変動」、家計に余裕を持たせたいなら「固定」が一般的ですが、現在はその中間である「ミックスプラン」を検討する方も増えています。


3. 既にローンを組んでいる人はどうする?

「もう住宅ローンを組んじゃったよ!」という方も、焦る必要はありません。まずは自分のローンの契約内容を確認しましょう。

変動金利の「5年ルール・1.25倍ルール」

多くの変動金利ローンには、金利が変わっても5年間は月々の返済額が変わらない「5年ルール」と、5年後の改定時に返済額はそれまでの1.25倍までしか上がらない「1.25倍ルール」があります。

ただしこれは「返済額が抑えられているだけ」であり、利息そのものは増えていることに注意が必要です。元金が減りにくくなるため、将来的な負担は残ります。

繰り上げ返済の検討

金利が上がった分、繰り上げ返済による「利息軽減効果」は大きくなります。手元に余裕資金がある場合は、資産運用と天秤にかけつつ一部返済を検討するのも一つの手です。


4. これから購入する人へのアドバイス

「金利が上がる前に買わなきゃ!」と焦るのが一番の禁物です。

金利が上がると購入できる人の予算が下がるため、不動産価格の上昇が落ち着く、あるいはエリアによっては下落する可能性があります。物件価格と金利のトータルバランスで見ることが大切です。

2026年の今、大切なのは「最優遇金利(一番低い金利)」だけを見るのではなく、「金利が2%になった場合」のシミュレーションをあらかじめ行っておくことです。お子様の進学・車の買い替え・老後の蓄えなどを加味した「我が家の限界ライン」を把握してから物件探しを始めましょう。


まとめ

2026年4月、住宅ローン金利は明確に「上昇フェーズ」に入りました。三菱UFJや三井住友などメガバンクで利上げが実施・進行中、福岡銀行などの地方銀行も追随、フラット35も大幅上昇という状況です。

これからの住宅ローン選びは、単なる「金利の低さ比べ」から「リスクをどう管理するか」の知恵比べに変わります。

「結局、我が家はどうすればいいの?」「今の家計で変動と固定どっちが合ってる?」そんなお悩みをお持ちの方は、まずはLINEでお気軽にご相談ください😊


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