川内です。
2026年9月のフラット35金利が発表されました。結論から言います。9月の最低金利は年3.460%——6ヶ月で最も高い水準です。
2026年春は2%台後半だった金利が、6月以降3%台に乗り、9月はついに3.46%まで上昇しました。「まだ大丈夫だろう」と思っている方こそ、今すぐ自分の状況を確認してほしいと思います。
2026年9月のフラット35金利
対象:融資率9割以下・返済期間21年以上35年以下・新機構団信付き(出典:住宅金融支援機構公式)
| 項目 | 2026年9月 |
|---|---|
| 金利の範囲 | 年3.460%〜年5.690% |
| 最も多い金利 | 年3.460% |
| 前月(8月)比 | +0.170ポイント |
直近6ヶ月の金利推移
| 月 | 最低金利 |
|---|---|
| 2026年4月 | 年2.710% |
| 2026年5月 | 年2.490% |
| 2026年6月 | 年3.210% |
| 2026年7月 | 年3.140% |
| 2026年8月 | 年3.290% |
| 2026年9月 | 年3.460% |
5月の2.490%から9月の3.460%まで、わずか4ヶ月で約1ポイント上昇しています。
緊急速報:長期金利が30年ぶりに3%突破

2026年9月1日、10年国債利回り(長期金利)が一時3.00〜3.005%を付けました。1996年9月以来、約30年ぶりの水準です。
背景には日銀の追加利上げ観測、中東情勢による原油高・インフレ懸念、積極財政への警戒感があります。市場では「3%は通過点」という見方が多く、2026年末までに3.0〜3.25%程度まで上昇するという予測が出ています。
フラット35などの固定金利はすでにこの長期金利上昇を反映しています。変動金利は日銀の追加利上げが直接影響します。「まだ大丈夫」という感覚が一番危険な局面に入っています。
緊急解説:金利上昇があなたの返済に与える影響
「固定金利だから関係ない」と思っている方も、これから家を買う方には直接影響があります。3,000万円・35年借入で比較してみましょう。
| 金利 | 月々の返済額 | 総返済額 |
|---|---|---|
| 年2.490%(5月) | 約10.7万円 | 約4,490万円 |
| 年3.460%(9月) | 約12.0万円 | 約5,040万円 |
| 差額 | 約1.3万円/月 | 約550万円 |

4ヶ月で月々1.3万円・総額550万円の差が生まれています。「まだ低い」と言える水準ではありません。
変動金利組が今すぐ確認すべき「隠れギリギリ世帯」の5つのサイン

固定金利(フラット35)ではなく変動金利を選んだ方への話です。変動金利には「5年ルール」と「125%ルール」があり、金利が上がっても返済額がすぐには変わりません。しかしその裏では「未払利息」が静かに積み上がっている可能性があります。
以下の5つのサインに当てはまる方は要注意です。
- 手取り月収に対する返済額の割合が30%を超えている
- 毎月の返済後、手元に残る余裕資金が5万円未満
- 共働きを前提にローンを組んでいる
- 変動金利で35年ローンを組んでいる
- 住宅ローン以外にカーローン・教育ローンがある
3つ以上当てはまる方は、今すぐ返済計画の見直しを検討してほしいと思います。
これから家を買う人・すでにローンを組んでいる人へ
これから家を買う人へ:
金利3%台を前提に予算を組み直してください。「銀行が貸せる上限」ではなく「金利が上がっても返せる金額」で予算を設定することが重要です。
すでにローンを組んでいる人へ:
まず返済予定表を引っ張り出してください。現在の残債・返済比率・金利が上がった場合の返済額を確認する。それだけで「自分は大丈夫か」がわかります。
「なんとなく大丈夫だろう」という感覚が一番危険です。数字で確認することが、家族を守る第一歩です。

